日常から切り離された異空間へ

今月は

今年４回目の北海道旅行に行ってきます。

生まれも育ちも東京でぬるい風呂には入れない（？）管理人にとって

「雪」があるということ、それだけでもう

とびっきりの非日常であり異空間です。

満開の桜の中にも似た

ひとつの舞台のように感じたりしませんか？

雪が積もった街はなんだか遠近感がいつもと違って
街が箱庭みたいに狭く見えると
子供時代からずっと思っていましたが

いまだにその感覚は変わりません。

子供時代大雪が降って

父に車でピアノのレッスンに送ってもらったこと

イトコの家で夜中に雪がふって

目覚めると「一面の銀世界」だった朝

学生時代大雪の中

母と買い物に行った帰り道

特に夜、街頭に照らされた街は

ものすごく狭く、そして映画かテレビのセットのように見えてしまいます。

現実感がないような。

雪が積もればどこにも出かけなくてもそれはもう

「旅」

なんですよね。

旅とはどこかここではない場所に出かけることではなくて

日常から切り離された空間に行くことなのかもしれません。

雪で音が吸収されて

静かな道を

さくさく

歩きたい。

今年の旅は今回が最後かな・・・。

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